楽パンツ

ここに絣~、シブイ縞~、藍の濃淡~、ちらっと型染め~、古布達が黒麻からちょいちょい顔出す楽パンツ、作りました。中途半端な大きさの古布を利用して。パンツは本当に難しいです。たった4本の線(前後の脇と股上下)がすべてです。それで着心地良く、ラインがきれいで、男女兼用、模索中。布の強度、それに合わせた縫い方、ポケットの位置、ウエストの塩梅(ゴムなので)、古布の場合はほつれなどの補正もあって地味に大変。でもなんとか出来ました。型はややテイパード、前に大きなタックが1つ、ポケットは右前と左後に1つづつ、股は足が開くよう柔道着仕様。ほころびは金継、銀継。黒いセーターや白いTシャツに合わせて、スキップして欲しい!

2019-10-25T10:33:49+09:0010月 25th, 2019|hodocc|0 コメント

考えて

初夏から他のと並行してちょっとずつ作っていたフードのコート、出来ました。ふぅ~。主に半纏の裏を使っています。大胆な紋様の配置が要。紋様は目立ち過ぎず、でも存在感が魅力的になるところ、”ここっ”と聞こえるところを考えます。洋服は着物と違ってどうしても曲線があります。出来るだけ無駄のないように考えて考えてカットします。でも、考え過ぎるとダメ。たいがい失敗します。そういえば、娘が小3の時、廊下に貼ってあった自作の新聞を思い出します。冒頭”みなさん!考える事は好きですか?私は嫌いですっ!”と。えぇぇ~。夜な夜な漢検の勉強を親子でしていて、”よく考えて!”と浴びせてたからだぁ~。心中爆笑。その後個人面談で、国語の担任の先生にえらく娘の将来を心配されました。クククっ

2019-10-01T23:23:16+09:0010月 1st, 2019|hodocc|0 コメント

永く2

お彼岸が過ぎて、やっと涼しくなってきました。あ~この夏も暑かったな~。そしてこの夏も活躍したプルオーバーのシャツ。なんだかんだで10年着てる?首回りの古布のくたびれ感が丁度良くなってきましたが、とうとう破れ、そこから本体の白麻が。さすがにどうかな~。シャツの寿命って、首や袖口の傷み次第。なら、傷んだところを手直ししよう。首回りの古布を付け替えたら来年からまた永く着られそうです。LOGを見習って。今までお買い求めいただいたシャツ達も喜んで承ります。HPのコンタクトからご連絡下さい。

2019-09-26T21:05:46+09:009月 26th, 2019|hodocc|0 コメント

永く

一昨年京都へ行った時、元学生寮をリノベートしたホテルに泊まりました。そのテーマある再生はとても刺激的でした。今回は尾道のLOGへ。車一台入れないこの傾斜地で古い鉄筋の建物(写っていませんが、門の奥に4階建てが有り)、当時どう建てたのだろう?それを4年の歳月をかけてリノベートしてホテルに再生。職人さんの知恵と工夫がそこかしこに。生かせるところは生かし、直すところは一歩先のセンスで丁寧に。周囲とも見事に調和。これからまた永く使われていくのでしょう。

シャラシャラ

 

布を斜めにカットすると、切り口がシャラシャラします。このシャラシャラ、洗って使っていくうちに糸先から色が抜けていい風合いになっていきます。衿と袖付けをシャラシャラに。リバーシブル仕立て、3枚分のシャラシャラ。可愛く育っていきますように。

2019-09-10T15:42:10+09:009月 10th, 2019|hodocc|0 コメント
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