黒い絹

黒色は藍の古布を引き立てる名脇役だと思っています。主に麻の黒を使っています。なぜ麻かというと、そもそも古布と合わせるなら”きばた麻”がベストマッチ➝他の色なら黒➝統一感から黒なら麻。かなり強い思い込みの単純な発想。一辺倒でやってきました。先日、骨董市で買っておいた黒の絹地、その上に古布をはらりと置いてみたら、ドキッとしました。絹地の特有の光沢感、織目の表情、軽やかさ、黒色のバリエーション。コートの裏地用にストックしていたけど、表に出してもいいではないかっ!むしろ本望!絹糸ってお蚕から取れる一本の糸、そのせいか細いけど意外と強いみたい。まずはザブザブ洗って、天日に干してカラリと乾かし、サラッと軽い羽織、作ってみます。

2019-06-21T09:21:52+09:006月 21st, 2019|hodocc|0 コメント

励み

半袖のTシャツの袖を脇までまくり上げ、頭にターバンを巻いて、水分補給しながらミシンに向かっていた午後、携帯の電話が鳴りました。”デパートで見ず知らずの人に声掛けられたの。ステキなパンツですねって!嬉しくて電話しました。気に入ってますッ”。街に着て行ってもらえてる、わざわざご連絡いただける、顔からも汗が出て、嬉しくて。そういう心遣いの出来る人に私もなりたい。本当に励みになります。ありがとうございます。今日も一日頑張った!

サイズ展開

今までサイズはほぼワンサイズで作ってきました。まず自分が着れて、なおかつ沢山の方に合うよう、ゆとりをもったサイズで。最近男性のお客様が増えて、パンツは前あきの必要があったのと、圧倒的に股下が長くて。なので新しいパンツは3サイズ展開にしてみました。SサイズはレディースSM(前あき無し),MサイズはレディースLメンズM、LサイズはメンズLの方が着られるように(分かりにくいですが、左からSLです)。前は古布のパッチ、後は中厚の麻。裾は後も古布にして、一体感と形がはっきりするようにしました。ペアでどうぞ。

2019-06-14T00:18:32+09:006月 14th, 2019|hodocc|0 コメント
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