About hodocc

イワモトミチコ 1964 東京生まれ アパレル、インテリア、雑貨・・・興味ある業界に勤め、出産を期に退社 2004 母の影響で日本の古裂に魅せられ、子育ての傍ら、独学で服を作り出す 2005~ 主に自主企画展にて販売      2007~2009 仕事の幅に限界を感じ、縫製とパターンの教室(佐藤喜美恵プロソーイング)へ3年間通う 2009~ グループ展やご縁のあったギャラリー様の展示会にてぼちぼち販売

ちょっとしたこと

公園の池に浮かぶスワンボート、最初は誰も興味を示さなかったけど、後姿がシッポに見えるようにちょっとデザインを変えたらヒットして、全国に広まったという話をテレビで観ました。本当にちょっとしたことが大事。襟元のパイピング、色々試して、やり直し、行き詰って、しばらく放り出して。ほんのちょっとパイピングを変えてみましたら、Tシャツのようにスポッとかぶれて、すっきりとした胸元になりました。よかった!

2020-07-18T23:04:43+09:007月 18th, 2020|hodocc|0 コメント

服楽し

スティホーム、人に会う訳でなし、服なんてあるモノをまとえばいいのだけど。思い出の服、頑張って買った服、頑張って作った服、朝の自分に問いかけて、今日の服を引っ張り出して着てみよう。その服がチラっと目の入った瞬間、ほわっと思い出が蘇る。服って楽し。

今日も

初めて作った古布の服は、26年前、生まれてくる長男の上着でした。実家にあった古木綿、改めて手に取るとほわっとした感触、今の綿と違う気がする・・・良い。長女が生まれてからも作りました。おかっぱ頭に絣のもんぺ、保育園の運動会、走る姿が可愛くて、泣けました。それから母にも作りました。そもそも母が集めていた古布です、上着、ベスト、パンツ、何を作っても大喜び。いつしか母のクローゼットは私が作った服だらけになりました。16年前、一緒に骨董市へ出かけた時、ある店主さんからその服を卸して欲しいと声をかけていただいて。それをきっかけに今日まで服を作っています。突然世情が大変なことになりました。今日まで応援下さった皆様、友達、家族、有難さをしみじみ感じます。ちょっとの未来も分からない今、皆元気でいられることを心から願います。世の中はどう変わっていくのだろう?私はこれからも作ってもいいのか?捨てられる服の山をニュースで見ると考えます。ホントは何が作りたい?自問自答。答えはまだボンヤリです。でもそばに古布がある、動く体がある、とりあえず、今日も食べて作ります。古布を託してくれた両親に感謝して。

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