先月、驚きのジャケットを見た。
ザクザクと軽~く刺し子されたジャケット
よく見ると元のジャケットは私がかつて作ったモノで二度びっくりした。
なんでも、芸術家の方が好きで刺してくださったものだそう。
生地の表情が全く違うモノとなって、とても感動してしまった。
刺し子というと、緻密で、正確で、凛としたイメージ。
その道を極めてこそ素晴らしいものだと思っている。
だから自分が刺すのはポイント程度としか考えていなかった。
でも、そのジャケットは全体にザクザクと刺されていて
自由で遊び心があって温かみがあって素敵なものだった。
もしかして私にもできるんじゃない・・・☆
軽い気持ちで挑戦してみた。
藍に染められた刺し子糸でベストを作りだしたのだが・・・
が・・・なんで・・・キモイ! 虫みたいではなかろうか!
イメージとは全然違う!
ショック!
何かが違う。確かに違う。
糸が太かったのかな・・・刺し方が良くないのかな・・・糸の色が濃すぎたかな・・・
ボタンまで付けて全部完成させたらまとまるのかな・・・
イメージはあるもののほど遠い感じ・・・
そう簡単に出来るもんじゃぁ~ありませんよ~
もの作りの神様に笑われた感じ。
ああ、イメージは出来ていたのになぁ~
今日はほっぱらかそう。
コメントする