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ただいま制作中のメンズのパーカージャケット、頑張って刺し子中。

藍がのっていない大きな家紋や文字部分は補強の意味もあって刺し子をするようにしている。

服に仕立て着ていくと刺し子したところがポコポコとパッカリングになって、立体感が楽しみになる。

ただただ根気。早く形にしたい気持ちを抑えてひたすらチクチクする。

そして出来上がりをみて、表に出す面を決める。

判断は服になった時、遠目で見たときの布の表情。

意外と裏面の方が立体感が感じられ良かったりする。

いやいやいかにも古布ならではの表面を出したい時もある。

表か裏か・・・それが問題。

まあ、いろいろ言っても結局針目に自信がない。

一生懸命刺してはいるんだけど、なかなか・・・ ヘタウマでいくしかないな。

昔のもんのすごい刺し子を見るとたまげてしまう。

一番の驚きはごく普通の人が刺していたということ。

・・・いったい、どんな手をしていたんだろう。