今日は前見頃、今日は袖、今日はポケット・・・・今日は襟付け、今日はとじ・・・
暑くてなかなかスピードが上がらなかったけど
その分じっくり作れたて、ようやく完成!
今回は襟元の裂き織に余裕を作ったので、首回りが楽になって着易いぞ。
毎度だけど古布のコンデション重視だから左右のポケットの形は全く違うモノになった。
上泉さんの芸術的なボタンが生きるように芸術的な刺し子のハギレのポイント。
ボタンをかける紐は古布をしっかり固くよって。
これなら男性でもいける!
いや・・・男性だと袖が短いか・・・直せばいいか!
それにしても、古布って、柔らかくて、軽くて、暖かい。
使いこなれた感触、空気を含んだ糸、洗い落ちた藍のグラデーション。
高齢で針を持てなくなった母から宝の山を引き継いで、幸運と使命感を感じてる。
服は長く着ていれば当然破れたり摩耗したりする。
でも接いだり付けたりして大事にすれば極端な話、永遠に着られる。
次の世代にだって渡していける。
この素晴らしい古布が、愛されながら使われながらもいつまでも残るよう
お手伝いするのが私の仕事かな。
追伸 : 元気な父母達、協力してくれる主人、明るい子供達に感謝して
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