薄いと緊張

次の展示に向けて、薄~い麻のモノや白いものをメインに作ろうかなと思っています。なんせ最近の夏は暑過ぎるので。パーカージャケット制作中。ラグラン袖でタポッと着られて、街でも海でも着られる感じ。古布のポイントはいつもの感じでさりげなく主役になるように。薄い生地は意外と大変です。強度を考えたり、透け感を計算したり。直線縫いは長ければ長いほどとちょっとした曲がりも目立つので慎重になります。麻の場合、糸の繊維がピンとしているので、”折る”のが意外と大変で、特に細く折るのは一苦労。袖山の伏せ縫いを均等にするのなんかはひぇ~。慎重だから時間がかかる~。縫う技術力、まだまだかな~。とにかく薄い生地は緊張なんですが、きちんと作ると、生地は薄いけど丈夫です。出来上がりも軽やかで気持ちよさそう。薄い古布の麻でも作ってみようかな。