足利で、大きな楽しみ見つけた。ホテルからすぐの朝6時半から10時営業のカフェ古川へ通うこと。 店内にはクラッシックが流れ。漆喰の白い壁に濃い茶色の木製の家具。テーブルも窓も大きな置き型の古いACも朝日にピカピカ光ってる。お店の歴史を感じる雑貨や本に囲まれ、ご常連はそれぞれ静かに読んだり書いたり。カウンター席のテーブルはひと席毎に区切られ、目前には本棚、座ると自分だけの書斎となる。そこに、香り高い珈琲が大倉陶苑製のオリジナルカップで運ばれる。丁寧に焼かれたクッキーと一緒に。

“こう在りたい、当たり前が当たり前の店”の店主さんのお陰。ただ静かに目を閉じていられる朝、五感が1日のスタートラインに静かに立つ気がした。帰り際、”行ってらっしゃい”と見送られ、心充ちてくる。今日もきっといい一日だ。